ブラック環境

【限界まで働け】経営者目線を押し付けてくる会社は辞めるべき

どうも、やめたろうです。

「経営者目線で考えろ」と言われたことはありませんか?

このフレーズを聞くたびに、「一体どうやって?」と思ったことがある方も多いのではないでしょうか。

経営者と従業員の間には、そもそも大きな利害の違いがあります。
そんな中で、経営者目線を押し付けられても、納得できないのは当然です。

この記事では、経営者目線を押し付けてくる会社の問題点を掘り下げ、そこから抜け出すべき理由をお伝えします。

経営者目線とは本当に必要なのか?

「経営者目線」という言葉はよく聞かれますが、従業員にとってこの言葉はあまりにも曖昧で、押し付けられているように感じることが多いです。

経営者と従業員の利害が完全に一致することはほとんどありません。
経営者は利益を最大化し、コストを削減したいという目的を持っていますが、従業員は与えられた範囲で仕事をこなし、安定した収入を得ることが目的です。

つまり、経営者の考えをそのまま従業員に押し付けることは、本質的に無理があるのです。

経営者目線の押し付けは、ブラック企業の兆候

経営者が「経営者目線を持て」と言う時、それは多くの場合、「今の給料で限界まで働け」という意味に置き換えられます。

実際、ブラック企業ではこのフレーズが巧妙に使われることがあり、表向きはポジティブに見せかけつつも、従業員に過剰な労働を強いる裏の意図があります。

このような会社にいる限り、あなたの努力は経営者にとっては都合の良いものにしかなりません。
自分の健康や生活を犠牲にしてまで、経営者目線を持つ必要は全くないのです。

経営者と従業員の立場の違いを無視している

仮に経営者と同じ目線を持ったとしても、従業員には経営者と同じ裁量や情報へのアクセスがありません。

特に大企業では、末端の従業員が得られる情報は限られており、どんなに頑張っても経営に対する深い理解を持つことは難しいのが現実です。

それにもかかわらず、経営者目線を強制することで、従業員に無理な負担がかかり、結果として誰も得をしない状況が生まれます。

株式を持たない従業員にとっての「経営者目線」の無意味さ

未上場の企業であれば、経営者は多くの場合、株式を保有しています。

一方、従業員は株式を持たないことがほとんどで、仮に経営が成功しても直接的な利益を享受できるわけではありません。

経営者目線で仕事をしても、従業員に与えられる報酬はせいぜい多少の賞与にすぎず、上場を目指して頑張るメリットは非常に少ないのです。

従業員は、自分の働きに見合った報酬を受け取り、無理なく働くことができる環境であれば十分です。

まとめ

経営者目線を押し付けられる会社で働き続けることは、あなたにとって何のメリットもありません。

あなたの役割や立場に合った働き方をし、自分の健康や生活を大切にするべきです。

もし今の会社で「経営者目線」を押し付けられているなら、それは退職や転職を真剣に考えるタイミングかもしれません。

自分の人生を守るために、今こそ行動を起こしましょう。

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