どうも、やめたろうです。
「若いうちに頑張れ」「今が一番成長する時期だ」――こんな言葉を上司や先輩から言われたことはありませんか?
確かに、若い頃は体力もあり、新しいことを学ぶ力もあるため、頑張りたい時期でもあります。
しかし、その「頑張り」が強制され、無理な働き方を続けてしまうと、後々大きな代償を払うことになりかねません。
この記事では、私自身の実体験をもとに、若い頃のハードワークを強制してくる会社の問題点、そしてそのような会社からどう逃げるべきかについてお話しします。
過酷な労働環境に悩むあなたにとって、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
若い頃なら無理が効くという誤解
「若い時なら無理が効く」「今のうちにスキルを身につければ、後で楽になる」――これは、よく耳にする言葉ですが、実際には誤った認識です。
確かに、若い頃は体力もありますし、新しいことをどんどん学ぶべき時期でもあります。
しかし、それが「ハードワークを強制していい理由」にはなりません。
多くの場合、上司や経営者は「若者は多少無理をしても問題ない」と勝手な認識を持っていますが、これは非常に危険な考え方です。
過労死ラインを超える働き方の危険性
実際に、日本では過労死ラインが定められており、月80時間以上の残業は危険とされています。
しかし、私自身の経験として、月200時間の残業をしていた時期があります。
体調が明らかに悪化し、心臓が痛むこともありました。
上司に相談しても「納期まで頑張って、休みの日に休めばいい」と無責任な回答が返ってくるだけ。
結果、寝不足と過労で吐き気やめまいを感じながらも働き続けました。
幸いなことに、私は大きな後遺症が残ることはありませんでしたが、それはただの運が良かっただけで、過労死していた可能性だって十分にあったのです。
健康は何よりも優先すべきもの
仕事の納期やキャリアアップ、収入の向上ももちろん大切ですが、それ以上に重要なのは自分の健康です。
体調を崩して初めてわかることですが、どんなにお金があっても、どんなに仕事のスキルが高くても、健康でなければ何も意味がありません。
特に、過労死に至ってしまった場合、これまでの努力が全て無駄になり、自分の人生だけでなく、家族にも大きな影響を与えます。
会社は代わりが効くが、自分の人生は代わりがいない
会社にとって、従業員は「一つのコマ」に過ぎません。
誰かが辞めても、次の人をすぐに雇うことができます。
しかし、あなた自身にとっての人生や、あなたを支えてくれる家族にとっては、代わりは存在しません。
自分の人生の責任を取れるのは、自分だけです。
人手不足でも自分を犠牲にする必要はない
少子高齢化で多くの業界が人手不足に苦しんでいます。
だからこそ、一部の企業は従業員に無理を強いる傾向が強まっています。
しかし、そんな会社に自分の人生を捧げる必要はありません。
ハードワークを強制してくるような会社は、さっさと見切りをつけて辞め、自分の健康と未来を守ることを最優先にすべきです。
まとめ
若いうちに無理をすることは、その瞬間は頑張っている感覚があっても、未来の自分に大きな代償を強いることになります。
健康を失えば、キャリアもお金も意味を失います。私も、体調を崩してようやくその事実に気付きました。
会社はあなたを守ってくれません。体を壊しても、すぐに代わりを探すだけです。
しかし、あなたの人生は代えがきかないもの。
これ以上の無理があなたの未来にどう影響するか、真剣に考えてみてください。
今の環境に疑問を感じたなら、それを無視せず行動を起こすことで、あなた自身の未来を守りましょう。